卒業生(作家 青山美智子氏)によるキャリア教育講演会開催

DSCN697711月22日(木)6・7限、1・2年生を対象としたキャリア教育講演会を開催しました。今回は講師として、瀬戸西高校9回生の青山美智子さんにお越しいただきました。青山さんは昨年9月に「木曜日にはココアを」という小説を発表し、中学生の頃からの夢であったという作家デビューを果たしました。さらに今年の9月には、第2作「猫のお告げは樹の下で」を発表し、雑誌の書評で紹介されたり、女性週刊誌にインタビュー記事として取り上げられたり、と大活躍していらっしゃいます。

講演に使われたスライドの一部

講演に使われたスライドの一部

講演会では、「好きの可能性」というテーマのもと、小説家である現在から時間を遡る構成で、事前に生徒たちから募った質問に対して答えながら、およそ1時間にわたってお話をしていただきました。小説家になった経緯にはじまり、創作のご苦労、印税のしくみ、ドラマノベライズについて、仕事やリストラについて、オーストラリア生活、学生時代、本や文章について、そして最後は心の話と、表の話から裏の話まで、丁寧かつ誠実に語ってくださいました。

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青山美智子先輩(9回生)

人生は「まさか」と「出会い」の連続で、思ってもみなかったことばかり起きる。今はまだ「決められない」のは当然のことで、無理に決めなくてもいいし、決めてもその通りになるかどうかはわからない。あまり先のことは考えなくてもいい。今目の前にある「好きなこと」を大切にしてほしい。それが仕事につながるかどうかなんて考えなくても、そのときそのときの本気の「好き」が、思わぬところで次の扉を開いていく

生徒会長によるお礼の言葉

生徒会長によるお礼の言葉

こんな青山さんの言葉は、進路選択に悩んでいる生徒たちを勇気づけるものとなったのではないでしょうか。さらに、青山さんは講演の中ではふれることができなかった質問にも答えたいと、一問一答のプリントまで用意してくださいました。どうもありがとうございました。青山さんの今後ますますのご活躍をお祈りします。

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校長先生からの質問にも答えていただきました!

 

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