平成26年度「第2回地区別研修」報告
2月4日(水)日進高校を会場として、尾東地区16校から21名の英語の先生方が参加し、愛知県教育委員会より高等学校教育課指導主事の井上猛先生、助言者として愛知県立大学外国語学部教授宮浦國江先生よりそれぞれ指導・助言をいただきました。
本校は、「あいちスーパーイングリッシュハブスクール」の尾東地区拠点校として指定を受けていますが、今回はパートナースクールである日進高校3名の先生方による「コミュニケーション英語Ⅰ」「英語表現Ⅰ」及び学校設定科目「ベーシック・イングリッシュ」の公開授業が行われ、特に、英語に苦手意識を持ち、中学校での学習内容に不安を抱える生徒に対し、いかに高等学校の学習内容を進めていくかについての問題提起及び授業実践が発表されました。
英語が嫌いにならないよう、特に音声を中心として何度もアウトプットを繰り返しながら英語を学ぶことにより習熟度を高める取り組みについての実践報告に引き続き、その後行われた研究協議では、授業者への質疑応答の他、各高校での授業への取り組み状況や情報交換などが行われました。
最後に、助言者の先生方からは、「単語を学習する際には、文章やフレーズで記憶をさせた方が効果的であり、かつ実践的でもある。口で何度も言わせて、音でしみこませる方法に加え、同じフレーズを部分的に変え、何度もパターンプラクティスを繰り返すことにより、フレーズ全体の意味だけでなく、それぞれの単語の意味も理解できるようになる」「生徒が英語を口に出す機会を授業でできるだけ設けて欲しい。Enjoy Using English!」など新学習指導要領に基づいた授業実践のためのヒントや励ましのお言葉をいただき散会となりました。